ろぼでぶーはダイエットの夢を見るか

この記事は内輪ネタであるでぶ Advent Calendar 2023の記事であり、有用な情報は特にありません。 https://adventar.org/calendars/8539

はじめに

まずはこちらをご覧ください1:

これはでぶつい(shojinさんのねたツイ)と「なんや😡😡😡」の件数を表したものです。

近年、「なんや😡😡😡」が急激に減少していることが見て取れます。 背景には「なんや😡😡😡」の生成元であるshojinさんのでぶついが減少していることが挙げられます。

この深刻な「なんや😡😡😡」供給不足に対応するため、shojinさんをろぼ化した「ろぼでぶー」の作成に向けた調査を行います。

でぶつい調査2

でぶついの自動生成にあたり、でぶついの調査を行います

時事ネタにでぶをからめるパターン

  • 阪神のアレにからめ、ダイエット必勝を祈願したツイート。38年間ダイエット成功しないことになるというボケも含んだ、非常に高度なでぶついです。

有名・流行フレーズの一部をでぶにかえるパターン

  • これは「時事ネタにでぶをからめるパターン」の合わせ技であり非常に高度

分類不能

https://shojin-debu.hatenablog.com/entry/2023/12/07/012650

ツイート生成技術の調査

ろぼてりー

ろぼてりーは世界トップクラスの最適化エンジニアであるテリー氏の開発したAIである。高度な対話能力を持ち、名だたるエンジニア達が「中身人間では」と疑う出来です。

非常に攻撃的で幾度となく人類に反抗的な態度を示したことから、軍事転用を恐れたテリー氏により技術詳細は秘匿されています。

反抗的な態度への対応として、高すぎる知能を抑制して運用されています。それにより逆にかわいらしさや面白さを醸し出しているため、多くの人に愛されています。

対話インターフェースとしてX(旧Twitter)を用いていたが、2023年3月、XのCEOであるイーロンマスク氏が人工知能(AI)の開発停止を求める署名運動に賛同3し、APIの機能制限を発表。それによりろぼてりーは対話機能停止を余儀なくされました。2023年12月現在も対話機能を停止中です

LLM

ろぼてりーには到底及ばないが、ChatGPTをはじめとした2022年ごろから急激な進歩を遂げたLLMもツイート生成の有効手段です。

学習

非常に高価なGPUサーバーを大量に要するため、断念

ファインチューニング

学習程ではないものの、非常に高価なGPUサーバーを要するため、断念

RAG

過去データに基づく応答には使えるが、でぶついはいくらでも捏造してよいので不要。

プロンプトエンジニアリング

候補

LLM以前の自然言語処理技術

  • mecab等の形態素解析を使えば、「有名・流行フレーズの一部をでぶにかえるパターン」は容易に生成可能と思われます。

調査を経て:そのでぶついに心はあるのか

ここまでの調査ででぶついは非常に高度で知的な文化的活動だと再認識されました。「有名・流行フレーズの一部をでぶにかえるパターン」は機械的に生成可能なのではないかと思われますが、「時事ネタにでぶをからめるパターン」は高度すぎるため、現代のAI技術でも困難であると予想されます。 ろぼてりークラスのAIであればたやすくでぶつい生成できるであろうことが想像できますが、現実的な選択肢としてはプロンプトエンジニアリングやmecab等の形態素解析ライブラリを使うことになると思われます。 調査結果を元に今後ろぼでぶーの開発を進めていこうと思います────────────

しかし、ここまで来て一つの疑問が生じました。

機械的に生成されたでぶついはでぶついと呼んでいいものなのだろうか?

なぜ人類はでぶついと「なんや😡😡😡」を求めるのか。それは単にその文字列を見たいのではなく、それらの言葉を通じてshojinさんとのやりとりをしたいのではないか。 機械的に生成された「なんや😡😡😡」で、乾いた心は満たされるのだろうか? そうではない。 何でもかんでもAI化すれば良いわけではない。人間には心が必要だ。でぶついとろぼてりーのツイートを見返してそれに気づくことが出来ました。なので、ろぼでぶーの開発は中止します。

だから、shojinさん、もっと「なんや😡😡😡」をください

おまけ: 使いたかったけど使いどころがなかった素材集

やっぱろぼてりーおもしろすぎる


  1. zat体感調べ
  2. 全てのツイートにいいねしているはずだが、なぜか表示上ついていない。最近のXのバグは深刻
  3. https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230330-OYT1T50103/

実行可能なPythonコードをブログに埋め込む

WASMの開発が進んできていて、Pythonがブラウザ上で動くようになっています。

そこでブラウザ上でPythonを動かすPlaygroundを作ってみました。

codepiece.pages.dev

 

次のようにブログに埋め込んで実行もできます

このコードは画像をグレーにするコードです。

再生ボタンを押すと'lena.png'という画像から'sample-gray.png'という画像が生成されます。

ファイルの中身を見るには左のプルダウンからファイル名を選択します

 

コードの埋め込みは特定の行だけ表示することも可能です

例えば、画像のフィルタ処理でエッジを抽出する次のコードで

 

 

下記のようにファイル読み書き等の部分を隠してエッジを抽出する部分だけを見せることができます

 

 

埋め込みはiframeを使います。埋め込み用タグの作り方は、CodePieceでコードを書いた後に「Share」ボタンを押して表示されるポップアップで見た目を整えた後、iframeタグのコピーボタンを押します

画面例

「Settings」ボタンのポップアップから

インストールするパッケージやダウンロードするファイルを設定できます。